みどみどです。
先日こちらの記事で頭出ししていましたが、グリップヒーターを購入したので取り付けました!
初心者ながら頑張って取り付けましたので、見ていただけると幸いです!
グリップヒーター選びについて
グリップヒーターも種類があってなかなか難しいですよね。
まず大きく分けて
①巻き付け式
②グリップ一体型
があると思います。
①の巻き付けタイプはUSB電源などから電源を取り、着脱可能なタイプです。
その名の通り今のグリップに巻きつけるだけなので、取り付けが簡単というのがメリットですね!
参考までに、デイトナの巻き付け式のグリップヒーター。
こちらは本当に装着が簡単で、グリップに巻きつけてUSB電源に刺すだけですね!
モバイルバッテリーに接続しても使えるので、手軽に導入したければこちらの方が良いかも。

②のグリップ一体型は、グリップ自体にヒーターがついており、見た目がスッキリするのがメリットです。
ただし、取り付けには電源取り出しのために配線する必要があり、手軽ではないのが難点です!
選択が難しいところですが、今回は見た目を重視して②のグリップ一体型を取り付けることにしました!
参考までにデイトナのグリップヒーター

参考までにKijimaのグリップヒーター

今回取り付けた製品
上で挙げたように、定番どころだとデイトナやKijimaのグリップヒーターだと思いますが、なかなかお高いですよね~😅
初めて自分で取り付けるし、少しでも安くしたい!
ということで、今回はKaedear(カエディア)というメーカーのグリップヒーターを選択しました。
購入時価格は6,416円。
大体デイトナやKijimaと比べて4000円くらい安かったですね!

ちなみに、このKaedearというメーカー、中国メーカーだと勝手に思っていたんですが、日本のメーカーのようです!
今までバイク用品買うときって、デイトナなどの有名所を買うようにしていましたが、日本メーカーで安いものと考えるとアリなのかな~と思いました。

製品画像
Amazonで購入したのが届いた画像がこちらです。

安いだけあり、本体が包装されてないなど多少コストカット?している部分も感じられましたが、
動きゃあいいんだよ!
ということです。笑
上記のグリップヒーターに加えて、電源取り出し用にデイトナから出ているハーネスも買いました。
他の取り付け記事や動画だとヘッドライト内の配線から持ってきているパターンが多いのですが、
できるだけ分解したくないのと、自分で配線を分岐させるのは難しいかな~と思い、既製品で対応です!!


参考にさせていただいたサイト
私自身こちらのサイトを参考にしつつ、今回グリップヒーターの取り付け作業をしました。
とても分かりやすく説明されているため、初心者でもなんとかなりました!
事前作業 グリップヒーター配線の加工
今回購入したKaedearのグリップヒーターは、電源接続端子が、クワ型の端子になっていました。

電源取り出し用に購入したデイトナの電源取り出しハーネスはキボシ端子のため、このままでは接続できません。
そのため、グリップヒーター側のクワ型端子をキボシ端子へと加工します!
いきなりですが、アフターがこちら。

グリップヒーター側のキボシ端子は、黒(マイナス)がメス、赤(プラス)がオスになるように加工します。これでデイトナの電源取り出しハーネスに接続できます。
接続イメージは下の通りです!

ちなみに、この端子の付け替えですが、専用の工具があるので購入をおすすめします!
(というか、キボシはこれないと付けられないと思います・・・。私も今回グリップヒーターが届いたあとに端子に気づき、購入しました。。)


取り付け方については「キボシ端子 付け方」などとググってもらえればいくらでも出てきます!
(自分も初めてでしたが、工具さえあればそう難しくないです。)
本番作業① 電源取り出しハーネスの接続
まず初めに、デイトナの電源取り出しハーネスを接続します。

同梱されている説明書の通り、シート下の配線から分岐させて電源を取ります。
シートを外すと、車体を上から見たときに左下の方にカバーがついている箇所があるのですが、そのカバーをめくると該当の端子があります。

この端子を外して、間にかませるようにデイトナの電源取り出しハーネスを接続します!

これで電源はここの配線(キボシ端子)から取れるようになりました。
念のため、これで電源取れているかについては、グリップヒーターの端子と接続し、キーオンにすることで確認しておきます。

仮接続して、キーオンにした際にグリップヒーターのランプが付けばOKです。
ここまで確認できたら、一旦端子は外し、シートを戻した際に配線が邪魔しないように、まとまり良くまとめておきます。(もとのカバーはピッタリになっているので、上手いことやりますw)
本番作業② グリップの取り外し
グリップヒーターを取り付けるため、元のグリップを外していきます。
まずは左から。
バーエンド(グリップエンド)を外し、グリップとバーの間にパーツクリーナーを吹いて取り外します。(エアーコンプレッサーでもOK)
パーツクリーナーは何でもOKですが、GB350Sの塗装は弱いことで知られているので、ボディに飛ばないように気をつけましょう!!(コーナンで売ってたやっすいやつ使ってますw)

※思いっきり反射していた・・・

こんな感じで取れます。残ったグリップボンドもパーツクリーナーで綺麗にしておきましょう。
お次に右側を取ります。
右側はスロットルスリーブを外すためにアクセルワイヤーを緩める必要があります。
スイッチボックスから出ている上のアクセルワイヤーのゴムのカバーを外すと、調整ネジがあるので緩めます。


スロットルの根本も緩めます。エンジン横のカバーを外した部分です。
(右側は硬すぎる場合のみで良いようです。)

アクセルワイヤーを緩められたら、スイッチボックスのネジを外します。

ネジが外れたらパカッと開くので、アクセルワイヤーを外します!
(ちなみに自分はここがなかなか固くて大変でした・・・)

適当な工具などを使って外します。。

取れたらこんな感じになります。
ここまでできたら、グリップはスルスル抜けます!

ハンドルバーにはグリスが塗られているのでベタベタになります!
後で塗りますが、一旦パーツクリーナーで綺麗にしておきます。
ここまででハンドルグリップの取り外しは完了です!
本番作業③ グリップヒーターの取り付け
ここからメインのグリップヒーターを取り付けていきます!
まず先程取り外した右側から。
アクセルワイヤーを取り付ける部品を選んでいきます!
まず取り外したグリップがこちら↓

製品についているのが↓の4つなので、純正のものと形が同じものを使います!
真ん中2つが同じっぽい(私には違いがわからんかった)ので今回は左から2番目のものを使用しました!

まずはハンドルバーにグリスをぬりぬり
(このグリスもコーナンで売ってるやっすいやつ)

で、アクセルワイヤー固定するための部品を入れて、ワイヤーを固定します!
ここが難しすぎて自分は30分ほど苦戦しながらはめました・・・(ほんとにきつかった)
(ここの部品、グリス塗るの忘れていたのであとから塗りましたが、予め塗っといたほうがいいです。)

そしたら部品のギザギザ部分にグリップボンドを薄く塗って、右側のグリップヒーター本体を取り付けます!
グリップボンドもなんでもいいと思いますが、自分はこちらを使用

取り付ける際は、グリップヒーター本体から出ている配線の位置をよく確認してはめてください!
自分は、アクセルワイヤーと同じ感じで配線が後ろに伸びるような位置で取り付けました。



取り付け後が↑です。スイッチボックスも元に戻します!
(ここ、いきなり取り付け後画像ですみません・・・😅)
あとは、緩めたアクセルワイヤーも元に戻しておきます~

お次に左です!
といっても、左は超簡単です!
ハンドルバーにグリップボンドをぬりぬりし、一気にはめ込むだけ!


ちなみに、GB350Sだとボンドなくてもゆるゆるではないので、一応大丈夫そうです。
ただ強くひねると動きますw
なのでボンド推奨です!
ボンドが固まるまでは強くひねると調節できるので、ウインカーに干渉しないところで付けましょう。(最終的には写真よりだいぶ上に修正しています。)
本番作業④ 配線取り回し
グリップヒーターが取り付けられたら、最後の作業!配線の取り回しです。
まずはグリップヒーター側の配線の真ん中のコネクタを外し、シート下の電源取り出しハーネスに繋げ、タンク下に潜らせます。

で、上手いこと引っ張り出します!!!(自分は左側に出しました)

ここまで出せたらするするーと引っ張り、、

こちら側をグリップヒーター側と再度接続します!
ハンドル側も上手いこと配線していきます~
写真上手く撮れていなかったのですが、、フロントフォークの内側を通るようにします。
右側はアクセルワイヤーの位置を参考にすると良いです!

(写真だとどこに線あるのって感じですが、、実物はちゃんとしてますw たぶんグリップまだ付けてなかったですね、これ。)
で、右側の配線がそのままだと取り回ししづらいので、一旦熱収縮チューブを切って、コネクタ外して取り回したりしています。(この辺は皆さん柔軟に。。)


配線取り回しし終わったら、熱収縮チューブをまたつけてもいいんですが、
絶縁さえできてれば良いとのことでビニールテープ巻きにしておきました!

(自分がやったところ分かりやすいようにグレーのテープにしました。まぁ、下は見えないのでいいですが、黒テープの方が見た目は良いです。)
ここまでできたら、結束バンドで配線を固定していきます!
もともと付いている結束バンドも使用しながら固定します!

配線がエンジンに当たると溶けちゃうと思うので、触れないように確実に固定しましょう!
ちなみに、、結束バンドは耐候性を使用しましょう!(野外で使用するし、熱持つところの近くなので。)
自分はこちら使いました。(耐候性ですが普通に安いです、)

取り付け完了!!
というわけで、グリップヒーターの取り付け完了です!
動作確認しましょう!
キーオンにしてグリップヒーターの電源ボタンを押して、光ればOKです!
徐々に温まりますが、エンジンつけた状態じゃないとバッテリーに負担がかかりますのでほどほどに。

取り付け後の感想
取り付け後、テスト走行ながら20km走りましたが、動作はもちろんOKです!
温度は5段階設定できますが、1段階だとほんのり温かい?くらいで、2段階だと結構温かい・・・熱い!w
この辺は使っているグローブにもよると思います!
ちなみに・・・この記事を書き終わるまでに4週間ほど経っているのですが・・・w
300~400km走った感じ不具合も出ていないです。川崎~山梨のふじてんスノーリゾートまでグリップヒーターつけっぱなしにして走ったのですが、バッテリーも大丈夫です!
というか、何より快適です!手が温かいだけで体感温度相当変わると思います・・・!
(今年4月に岩手まで走った際に、手が千切れそうになったのでほんとに付けてよかったと思ってます。。)
最後に
記事を書き慣れていないので所々読みづらいところがあったと思いますが、グリップヒーターの取り付けを検討している方の参考になれば幸いです!
是非グリップヒーターを取り付けて、快適バイク生活を送りましょう!
おわり


